すごく今更なのですが、ようやく電子書籍に手を出しました。
私はもともと装丁をやってみたかったぐらいだから、かなりモノとしての本にこだわりがある方です。紙の質感が好きだから、本音を言えば小説もハードカバーがいい。
とりあえず、電子書籍を始めてみて思ったことをまとめましたので、電子書籍っていいのかなーってチラ見している人のご参考までに。
電子書籍のメリット
お風呂で読める
何よりもこれが嬉しいこと!
実家が大家族でお風呂競争だった反動で、一人暮らしの今はかなり長風呂です。ゆったりとお風呂につかりながら、本が読みたいなぁと前々から思っていました。
紙の本を風呂場に持ち込むの絶対嫌派なので、お風呂で読むために電子書籍の購入をはじめました。
場所を取らないから、本を捨てなくてもいい
何で漫画って5年くらい前の本がまた読みたくなるんでしょう?
本の保管スペースに限りがあるから、もう読まないだろうなーと思った時点で、捨てるか、ブックオフに持っていくかするんです。
小説とか、ビジネス書とかはそれで特に困ることってほとんどないです。
なのに、なんで、漫画だけ。捨てた漫画読みたくなってブックオフへ行くという……。
とりあえず、電子書籍なら捨てた本をもう1回買いに行くことがなくなるはず。
レジに並びたくない本が買える
あ、そういう系の本ですね……という話ではなくて。
悩み系の本をレジにに持っていくの躊躇するの私だけです?
気にしなければ良いって言うだけの話っちゃ話なんですけど、職場の人間関係をよくするには、とか、自己肯定感の育て方、とか、「あー、それ悩んでいるのねー」と分かる本をレジに持っていきたくない。
少なくとも、地元の本屋じゃ絶対嫌。
読みたい! と思った時に読み始めないと積読になっちゃうからネット通販もだめ。
スマホでポチるだけ。気軽に買えますね。
電子書籍のデメリット
周りから本を読んでいるように思われない
これ、かなり重要だと思うんですよね。
学生の時、ライトノベルとかを長時間読んでいても何も言われないのに、ネット小説をずっと読んでいると「パソコンにかじりついて……」と苦言を言われました。
これはKindle専用端末とかで、解決できてたかもなーと思います。
あと、親の立場だと、「子供から親が本を読んでいるように見られない」というのも痛手だと思います。
本を読む子に育てたければ、親が本を読んでいるのを見せなさい。と言いますので。
友人・兄弟で読み回しができない
漫画とかゲームとか、友達や兄弟で貸し借りすることができないのが辛い。
まぁ、社会人になって、ひとり暮らしになった時点で、貸し借りがほぼ無くなったんで問題ないですが。
ブルーライトなので目に悪い
電子書籍用の端末を使えばブルーライトについてはクリア出来るのですが。
以前、電車の中でKindle端末で読んでいる人がいて、ペーパーライクな質感に衝撃を受けました。
紙の質感がなくなるのが嫌だったんだから、そこがクリア出来るなら、Kindleめっちゃ良いじゃん! と思って、量販店に見に行ったのですが、私の読書スピードではちらついちゃってだめでした……。
Amazonさーん、ページをめくる時にチカチカしない端末待ってますよー。
>>結局、kindle paper whiteを購入しました。ページめくり時のちらつきについての感想は「【Kindleレビュー】「ページめくり時の白黒反転は慣れる」は本当?」をご覧ください。
電子書籍の方が遅い場合がある・電子書籍が存在しない場合がある
たぶん、書店や印刷会社への配慮なんでしょう。
まだ、むむむ……な点はありますがおおむね満足してます。
以上、紙の本が大好きな人間が電子書籍を始めてみて思ったメリット・デメリットでした。
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