kindle端末やKobo端末などのE-inkタブレットは仕様上、ページをめくる時にどうしても一瞬画面が白黒反転します。
これらの端末を紹介しているサイトだと「ページめくり時に一瞬白黒反転する現象は1冊読み終わるころには慣れる」と記載があることが多いです。
白黒反転の頻度は読書スピードに比例するため、本を読むのが早い人ほど白黒反転が気になるはずです。
本を読むのが比較的速い人でも本当に気にならなくなるのか? と疑問をお持ちの方向けにレビューを書きましたのでご参考にしてください。
結論を先にお伝えしますと、
- 文字のみのページ→慣れました
- 画像が含まれているページ→慣れませんでした
以下、詳しいレビューです。
検証条件
私の普段の読書スピード
1時間で80~100ページ。
SP速読学院のチェックでは「速読初級」~「速読中級」でした。
左脳で読書するスピードです。
使用端末と設定
「Kindle Paper White 防水機能付き」
ページの更新:オフ(ページをめくるたびに画面を更新しない)
文字サイズ:コンパクト(1画面=本1ページ)
読んだ本
『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』
ビジネス書です。4,5年前に1度読んだ本になります。
結果:文字は慣れるが、画像ありのページは気になる
文字のみのページはだんだんと気にならなくなりました。紙の書籍でページをめくる時に一瞬文字から目が離れるくらいの感覚になりました。
私は文庫本くらいの文字の大きさで読書しました。慣れた後に、文字サイズを最大にしてもあまり感覚に変化はありませんでした。
一方、図や写真などの画像のあるページは白黒反転が気になるままでした。1冊読了後に『世界一楽しい決算書の読み方』を読もうとしましたがムリでした。
よって、図表の多い本・漫画を読みたいと思っている場合は、kindle端末の購入をおすすめしません。iPadなどのタブレット端末のご購入を検討してください。
「白黒反転」が気にならなくなるか安価で試す方法
ここまで私の場合がどうだったかを紹介しましたが、慣れるかどうかは個人差があると思われます。
家族や友人に電子書籍端末を持っている人がいる場合はお借りして1冊試してみてください。
借りれる人がいない……お試しに1万円超は手が出ない……という方は以下の方法をご検討ください。
家電レンタルサービスで借りる
家電レンタルサービスの「レンティオ」のラインナップには「kindle oasis」もあります。
最上位モデルのみなので、kindle無印、kindle Paper Whiteの購入を検討している人は後述の方法をお試しください。
中古品を購入する
メルカリやブックオフ等で売っています。
バージョンや色、容量、広告の有無がすべて希望通りの商品が売っているとは限りませんが、中古品でも気にならない方は覗いてみてください。
セールで購入し、慣れなかったらメルカリで売る
Kindle端末はAmazonのセール時にかなり値引きされます。(2021年のプライムデーではkindle Paper White 32GBが7,000円引きになっていました)
セールで購入すると購入価格とメルカリで売った場合の金額差が小さくなるので、端末のスペックをこだわりたい方にはこちらの方法もおすすめです。
私はセージ(薄緑色)の端末が欲しかったため、この方法で確認をすることにしました。
電子書籍端末が欲しいけど、白黒反転が気になる。本当に慣れるのかな……と思っている人の参考になれば幸いです!
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