大量の印刷物を1部ずつ封筒に入れる。
展示会前や新商品のお知らせ時期などにこの作業が発生していませんか?
大企業の場合、外注に発注しているのかもしれませんが、自社で行っている企業も多いのではないでしょうか?
私、今生き生きと仕事してる! そう思うほど黙々とした作業が好きな私が速く行うために行っているコツを紹介します。
意識しているのは大きく分けてこの2つ。
- 印刷物を並べ方を工夫する
- ピッキング方法を工夫する
それぞれ詳しく説明していきます。
印刷物の並べ方を工夫する
広いスペースの机を確保する
長時間行うので、少しでも無理な姿勢だと、数時間行うと体を痛めます。出来ることなら立って行う方が腰を痛めなくていいと思います。
ほとんど動かなくても手が届く範囲に印刷物を置く
立って行う時は一歩足を伸ばせば届くところまで。座って行う時は体をかがめなくても届くところまで。これが印刷物を置いていいスペースです。
欲張ってはいけません。
このスペースに載せきれない場合は、諦めて複数回に分けてピッキングしましょう。
特に、座って行う場合は体を痛める可能性が上がるため、遵守してください。
印刷物の山は手前に傾けるように斜めにする
紙の枚数を数える時に、紙の端をずらしますよね。それと同じように手前に向かってずらしてください。
先にピッキングする印刷物の山の方が高くなるように並べる
後述するピッキング方法を行うために、印刷物の山の高さがだんだん低くなるように置いてください。
パンフレットなどの折りたたみ部分がある場合は、開いている方が進行方向になるように置く
すでに手に持っている印刷物たちが、パンフレットに挟まってしまうことがあります。
ひとつ前の印刷物の山に接している辺が折り目に折り目になればこれを防ぐことができます。
印刷物の上部を手前にするのか、奥にするのかはパンフレットの折り目の位置を考えて配置してくださいね。
ピッキング方法を工夫する
大きく印刷物を持ち上げないでピッキングする
沢山の印刷物をピッキングする時に、いちいち印刷物は大きく持ち上げません。
利き手が右手の場合の手順です。(利き手が左手の場合はすべて逆にしてください)
- 右手で印刷物を1部つまみます。
- 右手のすぐそばで待機していた左手に印刷物をパスします。
- そのまま、両手ともに次の印刷物の山の上に移動します
- 右手で印刷物を1部つまみます。
- つまんだ印刷物を左手の印刷物の下に重ねるようにして左手にパスをします。以降、印刷物の山の回数分繰り返します。
理想は並べてある印刷物の山の上を流れるようにして資料を一部ピッキングします。
複数の作業(動作)を1度に行わない
パンフレットなどの紙を1部ずつ取って、クリアファイルに入れて、封筒に入れて、封をして、宛先シールを貼る。これらの動作をまとめて行ってはいけません。
動作が変わるたびに、一瞬考える時間が発生してしまいます。
1つの作業が終わったら、次の工程にうつってください。
同一動作のみでしたら、無意識でも、ノリノリで歌っていてもミスなく作業ができるので結果的に速く終わります。
こまめに補充する
紙の厚みにより、作業を進めていくと高さにバラつきが出てきます。
だんだんなめらかに印刷物を取ることができなくなるので、こまめに補充して高さを整えてください。
番外編:快適にするアイテム
紙めくりクリーム
指先に着けると紙を1枚ずつ取りやすくなります。
ただ、注意点が1点。指がインクで真っ黒になるのでこまめに指を拭いてください。
100均でも売ってます。
まとめ
印刷物の封入作業も工夫をすることで、楽に速く行うことができます。
黙々とした作業を速く終わらせて、その他のことに注力できますように!
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